我が家流報酬制お手伝いについてのまとめ

2020/03/30

考察 子育て

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Roland SteinmannによるPixabayからの画像

さて、本日は珍しく子育て記事です。

Twitterではたまに呟いているので、ご存知の方もいるかとは思いますが、私は子供を3人育てています。

そのなかで最近我が家で長女からの提案に端を発して始まった、いわゆる”報酬制お手伝い”制度について今回はまとめたいと思います。

お手伝いポイント制度

我が家で始まった報酬制お手伝いは、”お手伝いポイント”という制度です。

正直なところ私自身はお手伝いに報酬を用意するという行為についてはどちらかというと、というか非常に否定的です。

というのも親側が子供にお手伝いという名目で何らかの行動を指示するということは子供の自主性を奪う上に、下手をするとダブルバインドのような子供の人格への悪影響が大きい行為につながる可能性があるからです。

しかしながら大人になってから自分の仕事などを見回してみると、労働などの行為に対するインセンティブがあることが行動の理由になっている、という側面も決して無視できない事実です。

また遅かれ早かれ子供たちが生きていく世界はそういう世界です。
ネガティブな理由の元禁止してしまうのは簡単ですが、それでは建設的ではないので、子供との協議の上で教育の一環として、いかに子供をよりよく育てるかということを主眼に制度設計を行い運用することとしました。

また何よりも子供からの提案であるという点は絶対に無視できません。

今回はそんな我が家のポイント制お手伝いの内容を書きたいと思います。

制度設計概要

基本原則

  • 子供の自主性、および自己肯定感向上機会の創出
  • 罰則と分離した運用による子供の自主性、および自己肯定感の保護

ポイント制

我が家のお手伝い報酬はポイント制です。

お手伝いを行うとポイントが付与され、蓄積したポイントを元に何らかの報酬と交換可能であるというものです。

金銭という定量的な基準で評価することは制度設計上簡単ですが、親側の意図して伸ばしたい能力に合わせた柔軟な運用と結びつかないため、定量的価値と行為の間に恣意的な運用を許容できるポイント制とすることにしました。

基礎ポイント

お手伝い実施を基礎2ポイントとして、内容の多寡によって1ポイント分が増減します。
例えば食器拭きの場合は、実施が2ポイント、量が明らかに多かった場合は1ポイントが加点されます。

算定方式

加点で基礎ポイントに対する加点が行われます。
減点は一切行いません。

算定基準

基礎ポイント以外の明確な算定基準の設定を禁止しています。

基礎ポイントからの減点を厳に禁止しています。

ただし加点基準は明確化せず敢えて恣意的な運用をすることとしています。
現在のところ類型となっているものの一部を例に挙げると……

お手伝い態度に対する加点

たとえば、楽しそうにお手伝いをしている姿を見ると、お手伝いをしている娘を助けたくなります。
そういう場合には、「お前がお手伝い頑張ってるからお父さんも一緒にやりたくなった、お父さんからプラス1をお母さんに御願いするね」という加点基準が生まれます。
ただしこれは絶対ではないため娘側も同時の交渉が必要となります。

またこれにより、「いやいやだけどポイント目当てでやる」といった事例の発生を抑制する目的があります。

やりたくなければやらなくていいし、やるべきでもさせるべきでもありません。

娘の自発的工夫に対する加点

「これが大変でこうした」といった意味合いのことを言ってきた場合、それが理屈に合っていた場合は内容に応じて加点します。
さらに分類すると二つに大別されます。

  • 自己能力に対する解決手段の提案
「大きくて重い食器だったから置いて拭いた」

  • 危険回避に関する提案
「包丁は危ないからお父さんにやってほしい」

禁則事項

親側にネガティブリストを設定することで、子供の自主性や自己肯定感を奪う行為を禁止しています。
これを典型的な発言の元列挙します。

親側

  1. 「ポイントをあげるからお手伝いして!」- お手伝いの目的である生活への貢献とそれを促進させる手段であるポイント制が逆転するため禁止
  2. 「〇〇だから減点!」- 罰則は子供の自由な行動や自主性を毀損するため厳禁
  3. ポイントはく奪全般 - あくまで行為に対してポイント支払いがあった時点で事象は完結しており、その他の一切の子供の行動は制限を受けません。また制度運用が罰則に結び付く運用は一切を厳禁とする原則とも反します。

子供側

なし

ポイント交換報酬

低ポイント帯が若干割が良く、中ポイント帯の割を悪く、高ポイント帯の報酬を良くしています。
誘惑に打ち勝って継続するほど高い報酬を与える意図です。

以下は我が家の例ですが、
  • 2ポイント:子どもの好きなおやつ
  • 5ポイント:お小遣い10円
  • 10ポイント:お小遣い50円
  • 15ポイント:親監督外でのポケモンプレイ時間15分
  • 25ポイント:Switchに使えるメモリーカードなど周辺機器
  • 50ポイント:好きなゲームソフト1本またはおもちゃなど
  • 100ポイント:Nintendo Switch本体

実際のところどう?

既に半月ほど制度運用を行っていますが、基本的にまだいやいややるという部分は見えていません。
また、いかに親からポイントを引き出すかという動機の不純さはあるものの、非常に柔軟な発想を持って創意工夫と巧みな交渉を行ってきます。

言葉や思考順序、論理の通し方がメキメキ伸びているように感じられるので、親としても運用が楽しいです。

同時に以前はプラスとなった点が今回はプラスとならない、つまり工夫が陳腐化する事象に関しての説明を行うのが難しい部分もあります。

ポイントの桁を一つ上げれば時系列的に加点量を制御することも考えられますが、定量的な運用は親子の会話を阻害するため敢えてこのままにしたうえで、”手順化”という考え方をかみ砕いて教えながら良い事は当たり前にやり、その上でプラスアルファを考えさせる形で接しています。

長女としては自分の考えたことがポイントにつながる事に喜びを感じているようで、日々笑顔でお手伝いをしてくれますし、その領域を拡げようとしてくれるのは嬉しく感じています。

制度設計としてはまだまだ日々考えて話し合って落とし込んでいる形ですが、ただ低額で報酬を与えるよりもこのような育成をすることはきっと子供にとってプラスとなると信じて運用している段階です。

さいごに

各家庭、各親子の個性によって様々な接し方があるかとは思いますが、もしも子供と協力して話し合って生活していくことを志向するのであれば、このようなやり方ももしかしたら参考になるかもしれません。

同時に運用には親の方にも堅固な意志が必要になるので、お勧めするかといわれると微妙ですが(*´Д`)

もし我が家のやり方がどなたかの参考になれば幸いです。

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