というわけで転んでもただでは起きない、風邪予防のお話です。
マスクはつけない
ちょっといきなりぶち上げてみましたが、私は予防という形ではマスクは着けません。そもそも不織布のマスクを着けたところで、空中を漂うウィルスを防ぐことなんて出来ませんし、飛沫をかぶるような距離で人と接することがそもそもないのです。車移動ですからね。
とはいえ人のくしゃみや咳を浴びる機会の多い電車通勤の方にとっては全くの無意味ということではないと思いますが。根本的にマスクの風邪やウィルス感染の予防効果は医学論文でも明確になっていない(効果が有るという証拠がない)ものなので、自分が風邪を引いた場合を除きマスクは着けません。
効果が疑わしいものをわざわざつけるよりは、花粉症とか、ハウスダストアレルギーとか、明確にマスクで予防が出来てなおかつそれが必要な方に行き渡ったほうがいいな、と思う次第です。
風邪予防の消毒液
ちなみに我が家では風邪、食中毒予防に普段はこのような製品を使っています。
パストリーゼ77
酒造会社が作った77%アルコール+高濃度カテキン配合のアルコール製剤ですね。
成分としては醸造アルコール77%とエピガロカテキンガレート(抗菌効果の高いカテキンの一種)、あと純水だそうです。
これをポリタンクで買って、小分けにして使用しているわけです。
細胞膜を持つ菌類やエンベロープウィルスに対して非常に効果が高く、また醸造アルコールを使用しているため食品に直接噴霧可能なこと、そして何より残留するエピカろカテキンがレートで制菌作用が持続することが利点です。
ただ酸性アルコール消毒液ではないので、ノンエンベロープウィルスに効果が低いこと、排泄物などのタンパク質を含むものに対しては、制菌作用が機能しないというところでしょうか。
当然ノロウィルスには十分に機能しません。
ノロウィルスには特別な対応が必要
そもそもアルコールが微生物に聞くというのは、アルコールが細胞膜を脱水破壊して細胞の中身を流出させることによるものと考えられています。ただノロを始めとするノンエンベロープウィルスに関してはそもそも細胞膜無しで存在しているので、破壊するべき対象がないから十分な効果が得られないのです。
一般的にノンエンベロープウィルスを不活化するにはタンパク質を編成させる効果の有る成分が必要になるわけです。とはいえ次亜塩素酸ナトリウムは、手指には使用できません、ハイター手にぶっかけます?ぶっかけないですよね。
でも感染の原因となるのは基本的に手指です。消毒したいのは手指なんです。
そこで厚労省のこんなレポートを見て、効果の有ると思われるアルコール製剤を見つけました。
ハンドラボ
だそうです。
上記のレポートでノロウィルス(に近いネコカシリウィルス)に効果の認められたアルコール製剤の成分から、おそらくはこれかてピカジェル?という推察にはなりますが、成分が一緒なのでこれなら手指消毒に自宅に常備できるように思います。
さいごに
まぁ、言うて風邪対策なんて、よく食ってよく寝るのが一番と思うので、生活リズムを形作った上での補助としてこういう製剤を使うのが適切だと思います。
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